「十人十色」という言葉がありますが、私たちが大切にしたいのは、子どもが一人ひとり違うということだけではありません。
一人の子どもの中にも、好きなこと、得意なこと、苦手なこと、まだ気づいていない力、これから伸びていく可能性など、たくさんの“色”があります。
昨日までは恥ずかしそうにしていた子が、今日は自分からお友だちに声をかける。
製作は少し苦手でも、外遊びになると目を輝かせて体を動かす。
お話を聞くことが好きな子、じっくり考える子、友だちのお世話を自然にできる子。
子どもたちの姿は、毎日少しずつ変わっていきます。
その小さな変化や成長に気づき、認め、そっと背中を押していくことが、私たちの考える「個性を尊重する保育」です。
個性を尊重するということは、何でも自由にするということではありません。
集団生活の中で、あいさつや思いやり、礼儀、友だちとの関わり方を学びながら、その子らしさが安心して表れるように関わっていくことだと考えています。
幼児期は、人としての根っこを育てる大切な時期です。
だからこそ、子どもたちが「自分は大切にされている」「自分の気持ちを見てもらえている」と感じられることを大切にしています。
愛育幼稚園は、少人数の良さを生かし、担任だけでなく、全員の先生で子どもたちを見守っています。
園全体で一人ひとりの成長を共有しながら、その子のペースに寄り添い、できた喜びや挑戦する気持ちを育んでいます。
子どもたちにある色は、まだ小さな芽のようなものです。
その芽が、さまざまな経験を通して少しずつ枝を伸ばし、やがて豊かな実を結んでいくように。
私たちは、子どもたちが自分らしく、明るく元気に、そして思いやりの心を持って成長していけるよう、これからも一人ひとりと丁寧に向き合ってまいります。
愛育幼稚園は、色とりどりの笑顔を育む、あたたかな場所でありたいと願っています。





